【Dorstenia contrajerva(ドルステニア・コントラジェルバ)】
クワ科ドルステニア属の「コントラジェルバ」
南米原産の塊根植物(コーデックス)です。
国内で流通しているドルステニアの中では、なかなか珍しい種類でヤフオクやメルカリなどでも滅多に見かけません。
ワサビの様な幹に、美しい形の葉、奇妙な花、と不思議な姿がとても魅力的な種類です。
コントラジェルバの ‘姿’
根本から放射状に分頭し、幹にはギザギザの葉痕が残る、なんとも禍々しい姿。
少し小型な株。上の方で分頭がはじまっている。
コチラは上部で大胆に分頭。
同じドルステニアでも代表種「フォエチダ」とは全く異なった姿をしていますね。
コントラジェルバの特徴
葉
コントラジェルバの最大の特徴は「葉」にあると言えます。
クワ科なだけあって、桑の葉の様な形をしています。
洗練された美しさを感じます。
幹
幹はゴツゴツした上に葉痕が残りギザギザ、トゲトゲしています。
花・種
花
すみません、花の画像は用意できなかったのですが、ドルステニアらしい奇妙な花を咲かせます。
例えるなら、ウミウシの裏側です(笑)
花が咲いているのが確認できました!
種
コントラジェルバは他のドルステニアの特定の種「フォエチダ」などと同じように、自家受粉によって種を付けます。
そしてまた同様に、種が乾燥するとパンパンと弾け飛びます。
コントラジェルバの適正環境
適温
寒さに弱い品種です。
春〜秋の気温はさほど気にしなくても良いのですが、冬は注意が必要で気温が10度以下になる場合は室内で管理するのが安全です。
水やり
コントラジェルバは非常に水を好みます。
成長期は頻繁に水やりをしても大丈夫です。
逆にあまり水をやらないと枯死してしまう可能性があります。
春(芽吹き)– 葉が芽吹き始めたら、週に1回程度で水やりを開始
夏(成長期)– 成長期は多めに水を与える。毎日、または表土が乾き始めたら鉢の底から水が出るまで与える
秋(休眠前)– 気温が下がってきたら水やりの回数を減らす
冬(休眠期)– 葉が落ち始めえたら、水やりを控えめに。冬の間でも晴れた暖かい日にごく少量の水を与えると根の枯死を防ぐことができる。
日当たり
コントラジェルバは強い陽を苦手とします。
半日陰または日陰で管理します。
植え替え
植え替えは成長期前〜成長期前半の3月〜6月ごろが適正。
ですが、冬の寒い時期以外は植え替えを行なっても問題ないと思います。
コントラジェルバの価格帯
まず流通しているのを滅多に見かけないので情報は少ないのですが、流通していないということは希少なのか…
株の大きさ、形によって異なりますが、もし運良く販売してるのであれば3,000円〜15,000円程度で手に入れることができると思われます。
珍しい種類ですのでヤフオクやメルカリ、イベントなどで見つけた際は是非入手して欲しいと思います!
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