◆Agave ornithobroma◆アガベ・オルニソブロマ【品種紹介】

アガベ



【Agave ornithobroma(アガベ・オルニソブロマ)】

キジカクシ科アガベ属の「オルニソブロマ

メキシコ原産の多肉植物です。

シノニムに「Agave geminiflora(アガベ・ゲミニフローラ)」という名もあります。

が、葉の形状や長さから判断すると別物のように思います。(真偽不明)

(オルニソブロマの方が葉が細長く、少し湾曲している)

 

細く鋭い葉に白い縮れた糸を纏った美しいアガベです。

葉に白く縮れた糸を纏うアガベとして、「アガベ・ショッティ」や「アガベ・フィリフェラ」などもありますが、オルニソブロマはより葉が細く長い、そして大型になるという特徴があります。

さらに特筆すべき点は日本国内での流通がほとんど無いということです!

レアアガベですね!

まぁ、流通が少ない理由としては大型になり置き場に困ることや、同じアガベ属のチタノタや笹の雪といった品種よりも見栄えがないといったところでしょうか…

しかし、よく見るととてもしなやかで美しい姿をしていて、個人的には凄く魅力的なアガベだと思いますので、紹介して行きます!

 

「オルニソブロマ」の姿

比較的小さな株でも葉はかなり長いです。

しっかり、カールした白い糸もまとっています。

根本の垂れ下がっている葉はカットすると見栄えが良くなる。

やはり大きな株の迫力、威厳のある姿は素晴らしい。

強棘や鋸葉が無い代わりにしなやかでダイナミックなその姿は唯一無二と言えると思います。

 

先日花芽が上がってきているのを発見しました!

やはり、かなり大きくならないと花は咲かない様です。

花芽が上がってきたということはこの株ともあと少しでお別れです。

花が咲いたら同株内で受粉させてみて種がつくかどうかも実験してみたいと思います。

 

増やし方

オルニソブロマはまだ成長途中の株であれば子株を出します。

花が咲くような大きな株から種を取るよりも、こまめに子株を分けていった方が簡単で効率的かもしれません。

 

適正環境

オルニソブロマは基本的に丈夫な種類です。

年間を通じて明るく、風通しの良い場所で管理するのが良いと思います。

 

適温

春〜秋の成長期は屋外、または風通しの良い温室等で管理すると良いでしょう。

耐寒は−5°程度まで。

ですが、氷点下になる場合は室内に取り込むのが安全です。

水やり

春〜秋(成長期)– 土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまで与える

秋終わり〜冬 – 気温が下がってきたら徐々に水やりの頻度を抑え、真冬は乾燥気味に管理

日当たり

年間を通じて明るい場所を好みます。

植え替え

2〜3年に一回程度の頻度で植え替えると良いです。

その際、子株があれば分けて別の鉢に移しましょう。

植え替えは4月〜6月が適正。(寒い時期以外なら可)

オルニソブロマの価格帯

オルニソブロマは流通が少なすぎて、正直なところ相場が分かりません…

流通していないということは貴重な種類ですのでその希少性を考えると、4000円〜20000円程度でしょうか…(売り手に言い値次第ですが)

 

ですが希少性など無視したとしても非常に魅力的なアガベだと思いますので、フリマアプリやヤフオクなどで見つけた際には是非手にしてみて下さい!

 

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