【Dorstenia carnosa(ドルステニア・カルノーサ)】
クワ科ドルステニア属の「カルノーサ」
アフリカ原産のドルステニアです。
カルノーサは同じドルステニア属の「hildebrandtii(ヒルデブランドティ)」のシノニムとも言われているんですが真偽はどうかわかりません。
ヒルデブランドティよりも塊根がはっきりしている気がするのですが、それも個体差なのか…
カルノーサの ‘姿’
緑色でムチムチした塊根部はとても瑞々しそう。
他のドルステニア属の植物と比べて、純粋な可愛さがある様な気がします。
近くに置いてあったギガスの根本に種子が飛び、発芽したカルノーサ(多分)、透明感があります。
花・種
花の形はドルステニア属特有の奇妙な形です。
カルノーサは同じドルステニア属の「フォエチダ」と同じ様に、自身の中に♂♀が存在し自家受粉により種がつきますので、交配作業は必要ありません。
そして、種が熟すと弾け飛びます。
カルノーサの適正環境
適温
カルノーサは寒さに弱い品種です。
春〜秋の気温はさほど気にしなくても良いのですが、冬は注意が必要で気温が10度以下になる場合は室内で管理するのが安全です。
水やり
春(芽吹き)– 葉が芽吹き始めたら、週に1回程度で水やりを開始
夏(成長期)– 成長期は多めに水を与えても良(比較的水を好みます)毎日、または表土が乾き切る前に鉢の底から水が出るまで与える
秋(休眠前)– 気温が下がってきたら水やりの回数を減らす
冬(休眠期)– 葉が落ち始めえたら、水やりを止め断水気味に。冬の間でも晴れた暖かい日にごく少量の水を与えると根の枯死を防ぐことができる。
日当たり
カルノーサは明るい場所を好みます。
ただし、日が強すぎたり温度が高すぎたりすると、葉や幹が焼けてしまったり爛れたりしてしまうので注意です。
半日陰で管理するのが良いと思います。
植え替え
2〜3年に一度、植え替えは成長期前〜成長期前半の3月〜6月頃が適正。
寒い時期以外なら基本は植え替えしても問題ないと思われます。
カルノーサの価格帯
カルノーサの価格帯は3,000円から6,000円程度だと思います。
ですが、ヤフオクやメルカリ、多肉のイベントなどでもあまり見かけません。
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