パキポディウム・グラキリス(Pachypodium rosulatum v. gracilius)の種が採れたので実生チャレンジしていきたいと思います!
グラキリスの種は種袋からして細く少し頼りない感じで心配していたのですが、、
この通り立派な種がギチギチに詰まっていました。
同じパキポディウム属の「恵比寿笑い」と比べても大きめの種です。
2022年7月6日播種
種は基本取りまき。
採れたその日、遅くとも1週間以内の種を使用します。
播種準備
基本的に他のパキポディウム属の実生と同じ環境、やり方で栽培していきます。
8号角の鉢植えの底に大粒の赤玉土を敷き、その上に培養土と発酵油粕(肥料)を入れます。
さらにその上に極小の赤玉土を敷き、
スプレーなどで表土を湿らせて種を並べます。
約100個の種を蒔きました。
発芽率などもお伝えできればと思います。
種を蒔いた上から荒めの小粒赤玉土を薄くかぶせます。(種が隠れるまで)
鉢の底から水が流れ出るまで水をあげて準備は完了!
環境
鉢を置く場所は日の良く当たる屋外です。
腰水にはせずに、土が乾かない様にこまめに水やりをします。
播種4日目 発芽を確認!
播種から4日目の7月10日、発芽を確認しました!
播種14日目 グラキリスらしい葉の形
播種から14日目の7月20日。
約80個の種が発芽しています。発芽率80%ということで恵比寿笑や恵比寿大黒と比べ発芽率はやや落ちますね…
連日の豪雨の影響で双葉がちぎれている苗もあります…
果たして幾つの苗が順調に成長してくれるのか
葉の形は双葉の時点で少し細長くグラキリスっぽい!
幹の色も恵比寿笑や恵比寿大黒と比べ茶色っぽいです。(これが良いことなのか悪いことなのか、それとも種類による差なのか…)
播種30日目 本葉が展開
播種から約1ヶ月の8月5日。
苗達はだいぶ大きくなり、本葉も展開し始めました!
双葉より、更にグラキリスらしい細い葉がかわいいです。
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